1970年、瑞々しい稲穂が豊かに実るここ行田市・太田地区に、社会福祉法人瑞穂会を母体とする太田保育園が開園しました。
日中の保育に欠ける児童に対して発達過程に応じた養護と教育を一体的に提供する場として、地域の子育てを担ってまいりました。太田保育園では地域のお年寄りに協力をいただき、世代間交流事業や文化伝承活動を開始する等、太田保育園と地域が一体となって児童の保育に取り組んできたあゆみはやがて高齢者福祉へと結びつきました。
2006年に「ふぁみぃゆ行田」を開設しましたが、その運営を通して見えてきたものは、
より地域の実情に応じたきめ細かな福祉サービスの必要性でした。
そこで2017年、私たち瑞穂会は「地域密着型施設ふぁみぃゆ東館」を開設しました。
① 太田保育園、ふぁみぃゆ行田及びふぁみぃゆ東館の三拠点の統合を図りつつ、利用者(乳幼児から高齢者まで)一人ひとりの最善の利益の追求を通して、地域福祉の推進と向上に努めます。
② 利用者一人ひとりの尊厳の保持に努め、心身ともに健やかに育成され、または有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう支援に努めます。
③ 経営基盤の安定化及び提供する福祉サービスの質の向上と経営の透明性の確保を図り、利用者が地域社会において適切且つ円滑に安心して利用することができるように努めます。
社会福祉法人 瑞穂会 理事長
小嶋素志